Ja-Jz

◆JAFA
Japan Amateur Facsimile Association
「日本アマチュアファクシミリ協会」の略称。第1次アマチュアファクシミリ・ブームに乗る形で1981年、全国横断的に結成された。

◆JAIA
Japan Amateur Radio Industries Association
「日本アマチュア無線機器工業会」の略称。アイコムやケンウッドなどの無線機器関連メーカーやアマチュア無線機器販売店などが会員となっている業界団体。ハム免許のための講習会、JAIAアワードの発行などアマチュア無線の発展に努めている。

◆JAMSAT
Japan AMSAT Association
「日本アマチュア衛星通信協会」の略称。アマチュア衛星に興味をもつ会員たちが運営している非営利の任意団体である。アマチュア衛星のサポート、通信機材の技術開発、衛星通信のサポート、地域ミーティング(東京や京都などで年数回)の開催、シンポジウムの開催(年1回)、情報提供などの活動をおこなっている。入会金は1,000円、会費は年額6,600円(正会員)。

◆JARD
Japan Amateur Radio Development Association
財団法人「日本アマチュア無線振興協会」の略称。1991年(平成3年)に設立された。総務省が認定する「第4級アマチュア無線技士」と「第3級アマチュア無線技士」の養成課程講習会の主催と、電波法が定める登録証明機関として「特定無線設備の技術基準適合証明等に関する規則」に基づき、各メーカーが製造するトランシーバなどの無線機が技術基準に適合しているかどうかの審査をおこなっている団体。

◆JARL
Japan Amateur Radio League
公益法人「日本アマチュア無線連盟」の略称。俗称で「ジャール」とも。アマチュア無線と国内外の科学技術・文化の健全な発展に寄与することを目的に、1926年(大正15年)に発足した。太平洋戦争でアマチュア無線は禁止されたが、1952年(昭和27年)に戦後初のアマチュア無線局が誕生した。1959年(昭和34年)に社団法人となる。1991年(平成3年)、日本アマチュア無線振興協会(JARD)を設立、同協会に開局・変更申請の保証認定業務や養成課程業務などが移管された。開局・変更申請の保証業務は2001年(平成13年)4月からTSS社がおこなっている。

◆JAS-1
Japan Amateur Satellite-one
国産初のアマチュア衛星の開発時のコード名。打ち上げ成功の前後から「FO-12」(Fuji-Oscar 12)または「ふじ」(Fuji)と呼ばれるようになった。JAS-1はJARLが宇宙開発事業団(NASDA)の「H1ロケット」により1986年8月13日に種子島宇宙センターから打ち上げた。これに搭載されたデジタル系とアナログ系のトランスポンダーを設計・製作は日本アマチュア衛星通信協会(JAMSAT)が担当した。JAS-1(FO-12)は1989年11月に運用を終えた。

JAS-1   © JAXA

◆JAS-1b
Japan Amateur Satellite-one b
国産初のアマチュア衛星「FO-12」に続くJARLの2号機の開発時のコード名。JARLが1990年2月7日に打ち上げた。打ち上げ成功の前後から「FO-20」(Fuji-Oscar 20)または「ふじ2号」(Fuji 2)とも呼ばれている。上りは145MHz帯、下りは430MHz帯を用いている。その後、アナログ系のJAモードのトランスポンダーが運用可能だが、CWビーコンの発射が不安定になっている。

◆JASTA
Japan Amateur SSTV Association / Japan Amateur Slowscan Television Association
「日本アマチュアSSTV協会」の略称。「ジャスタ」ともいう。SSTV(低速度走査テレビ)の普及と発展を目的にボランティア活動をおこなっている団体。活動内容は、コンテストの実施(8月)、ハムフェアでブース運営、SSTV局コールブックの編集・発行、情報の提供、インターフェースなどの頒布、情報提供など。

◆JAXA
Japan Aerospace Exploration Agency
独立行政法人「宇宙航空研究開発機構」の略称。「ジャクサ」ともいう。宇宙科学研究所(ISAS)、航空宇宙技術研究所(NAL)、宇宙開発事業団(NASDA)を一つに統合して2003年10月に誕生、JAXAは日本唯一の宇宙航空開発・研究をおこなう機関となった。2005年4月には「JAXA長期ビジョン“JAXA2025”」を提唱し宇宙航空の面から「持続可能な開発」を目指している。前身の一つである宇宙開発事業団(NASDA)は、1986年8月13日に種子島宇宙センターから「H1ロケット試験機」で国産初のアマチュア衛星「FO-12」(Fuji-Oscar 12)を打ち上げた。また2007年9月14日には月周回衛星(月探査機)の「かぐや」を搭載した「H-IIAロケット13号機」を種子島宇宙センターから打ち上げることに成功している。

◆JCC
Japan Century Cities Award
全国100市のアマチュア無線局と交信してQSLカードを手に入れると得られるJARL発行のアワード。全国100市でJCC-100、200市でJCC-200、そしてJCC-300、JCC-400、JCC-500、JCC-600が発行される。SWLが対象のアワードもSWL-JCC-100からSWL-JCC-600まである。

◆JCG
Japan Century Guns Award
全国100の郡のアマチュア無線局と交信してQSLカードを手に入れると得られるJARL発行のアワード。全国100郡でJCG-100、200市でJCG-200、そしてJCG-300、JCG-400、JCG-500、JCG-600が発行される。SWLが対象のアワードもSWL-JCG-100からSWL-JCG-600まである。

◆jerky
jerky
ジャーキー。モールス符号がギクシャクしたり途切れたりすること。choppyの項目も参照。

◆JJY
JJY
「標準電波」のコールサイン(呼出符号)。標準電波は「時間と周波数の標準」と「UTC(協定世界時)に基づくJST(日本標準時)」を国内外に知らせる目的で独立行政法人情報通信研究機構(NiCT)が運用している送信電波。長波帯のJJYでタイムコード(時刻情報)を送信している。送信する時間、周波数の標準と標準時の信号は、セシウムビーム型原子周波数標準器や水素メーザ型、実用セシウムビーム型原子時計群、人工衛星を使った国際時刻比較などを用いて非常に高い精度に保たれている。米国の「NIST」「WWV」を参照。

◆JLRS
Japan Ladies Radio Society
「ジャパン・レディズ・ラジオ・ソサエティ」の略称。日本国内の女性アマチュア無線家たちで組織する最大の同好会。1957年にJA1AEQ(阿部 芙美氏)、JA1YL(菅 邦氏)、JAφEC(小林 きみ氏・故人)の3人で設立された。2007年に50周年を迎えた。2007年7月〜2009年6月のJLRS会長はJR3MVF(三好京子氏)。会報の発行、年次総会、アワード発行などの活動をおこなっている。

◆JST
Japan standard time
「日本標準時」の略称。東経135度の経線上にある兵庫県明石市の経帯時を日本標準時として1889年から実施している。独立行政法人の情報通信研究機構が日本標準時をリアルタイムで表示している。


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