◆TCA
Time of Closest Access
自局と衛星との距離がもっとも接近する時刻。この位置を至近点という。低軌道衛星(LEO:Low Earth-Orbiting satellite)で通信している場合はTCAの時点でドップラー・シフトはゼロになり、周波数の変化率は最大になる。
◆telegraph
telegraph
テレグラフ。電信または電報または電信機。電鍵は telegraph key または Morse key という。
◆telegrapher
telegrapher / telegraph operator
テレグラファー/テレグラフ・オペレータ。電信技士/電信通信士。
◆telegraphy
telegraphy
電信または電信術のこと。
◆TEP
trans equatorial propagation
「赤道横断伝搬」の略称。1947年10月号のQST誌によれば、1940年代、軍とアマチュア無線家がVHF帯の電波で、地球の南北を縦断して交信でき、逆もまた同様に赤道を横断して交信できることを発見・立証した。
◆TEST
test / contest
試験、またはコンテストの略。実際の運用での TEST(− ・ ・・・ −)は、試験という意味でなく、CONTESTのTESTという意味がほとんどなので、注意が必要である。
◆thumb piece
thumb piece
バイブロプレックスなどのバグキーの平たいレバーのこと。パドルを部品として見るとサム(親指)という表現になる。フィンガー・ピースとも。
◆TNC
Terminal Node Controller
「ターミナル・ノード・コントローラ」の略号。データのパケット化、パケット分解、無線機と接続するための変復調、送受切り替えなどの機能を持つデータ通信制御装置。アマチュア無線を利用したパケット無線で用いる。パケット無線ではAX.25 プロトコルを用いるが、TNCとコンピュータの間は通常のインターネットのプロトコルを用いている。
◆traffic
traffic
トラフィック。無線交信のやりとり。送信。ネットワーク回線上を流れるパケットなどのデータの流れ。または通信量。回線上のトラフィックの渋滞を輻輳(congestion)という。
◆transmatch
transmatch / antenna tuner
「トランスマッチ」。アンテナ同調器。アンテナとリグの同調(整合)をとる装置または電気回路。英語圏ではポピュラーな言葉だが、日本ではあまり用いない。
◆TVI
television interference
アマチュア無線などの電波が、近所でテレビ放送を受信している受像機に混信したり干渉したりして、放送を受信できなくしたり、テレビ画面や音声に混信やノイズなどの妨害を与えること。ラジオ放送に対する妨害は特にBCI(broadcast interference)という。
◆Two-way
Two-way / two way
「2x」と略すこともある。「Two-way SSB」または「2x SSB」とあれば、双方ともSSBモードで交信すること。DXCCやWPXなどのアワードをSSBのフォーンモードで申請する際に、QSLカードに「2x SSB」または「Two-way SSB」と記載されていないと、CWなどとのクロス・モード交信とみなされて失格になることがある。
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